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最近のドラマやアニメや小説、漫画の登場人物は高確率で死ぬ。そりゃあ人間だもの、生まれてきたら死ぬのは当たり前ですよ。でも劇的な展開を演出するためだけに、安易に殺されている気がする。

 

戦争関係ともなればモブキャラは場面の切り替わり毎に集団で死ぬ。これはまだ許せる。何の思い入れもない人間が死んでも、せいぜい「可哀そうですね」で済ませるのが普通だろう。最近のフィクションでは主要人物があっさり殺される。ショッピング中に町中で射殺されたり、主人公と恋愛関係になると意味もなく非業の死を遂げたり、戦闘後に子供に撃ち殺されたり、地雷を踏んづけて助けようとした仲間と一緒に死んだりと、とにかく話が安定したり膠着状態になると作者や脚本は出演するキャラクターに死を与える。次回か次々回には報復で仇討ちがされるが、実際の犯人は「話を作った人間」としか思えない。

 

作者をフィクションストーリーに転生させて、仲間を殺された登場人物達でとことん追い詰めてやって欲しい。などと考えるのは頭がおかしいのだろうか。それでも昨今の脚本家に創作力が欠乏しつつあるのは否めないだろう。